こんにちは、とびうお(@tobiuo89098360)です。
みなさんは2020年12月にはじまった【グリーン住宅ポイント制度】というお得な制度をご存知でしょうか!?
超カンタンに言うと、「特定の住宅を買った人に、商品に交換できるポイントをあげるから家買ってね」という制度。
これからマイホームを検討される方は必見です。
新築、賃貸、中古住宅、リフォームなど対象はたくさんありますが、今回は中古住宅(既存住宅)に特化してご紹介します。
⚫︎ 2021年にマイホーム購入を検討
⚫︎ 制度自体は知っているけど、どんな家が対象か知りたい
⚫︎ 制度を一から知ってお得に購入したい
お得な制度が好き!
私自身が「お得に買いたい」
というのはもちろんありますが、経験やノウハウを活かしてお得に購入する方法をお客さんに提案をすると
「知らなかった、ありがとう」
「さすがですね」
「あなたから買えてよかった」
と喜んでもらえるのがとにかく嬉しく、常に新しい制度をチェックしています。
先日も、中古住宅のグリーン住宅ポイント申請、すまい給付金申請(すまい給付金については過去記事でもご紹介)、自治体の子育て支援制度(30万円受給)申請をお手伝いさせていただきました。
マイホーム購入には土木、インフラ関係、建築、家電、インテリア、引越しなど、さまざまな消費行動が伴っていることから国や自治体から多くの補助金制度が準備されています。
なぜグリーン住宅ポイント制度ができたか
現在も猛威を奮う新型コロナウイルス。
こいつが原因です。
コロナウイルスによって落ち込んだ経済を立て直すため、「グリーン住宅ポイント制度」は創設されました。
過去には、消費税増税により住宅市場が冷え込まないように「次世代住宅ポイント」というお得な制度がありましたが今回もこれに似た制度です。
だれでも中古住宅を買ったらもらえるの?
実はだれでももらえるわけではありません。
ポイント付与の対象となる方は、「マイホームの購入者(契約者)」だけです。
ほとんどの方が対象かと思いますが、投資目的や別荘などは対象外となります。
また、期間の定めもあるので注意が必要。
2020年12月15日〜2021年10月31日までの「売買契約」を締結した方が対象となります。
引渡し日ではない点に注意が必要。
この期日よりも前に契約した方や2021年11月にずれ込んでしまった方はポイントが付与されません。
実態としては指定期日前に契約した方も少なからずコロナの影響はありそうですが、現行のルールですと仕方ありません。
どんな中古住宅が対象?
対象となる中古住宅は、税込100万円以上の物件で2019年12月14日以前に建築された住宅である必要があります。
さらに、以下4項目のうち最低1つ該当する必要があります。
私の体験談としては、①空家バンク登録が特にオススメ。
なぜかというと、難易度が易しく、短時間でき、無料で行えるから。
空家バンクとは、各自治体が運営する物件情報サイトで主に空家の賃貸や売却情報が掲載されております。
空家バンク参画自治体の一覧にてご自身の居住地域でどのような物件があるかご確認いただけます。
空家バンクサイトを見たのですが物件登録数が少なく良い物件がありません。
サイトに載っていなくても大丈夫です。
市場に売りに出されている物件で気に入ったものがあれば空家バンク登録すれば良いのです。
よくある勘違いですが、空家バンクサイトの中から探し出す必要はありません。
私の住んでいる自治体に念のため確認したのですが、契約前に購入希望物件を空家バンクに登録してくれれば問題ないそう。
たとえ、売主さんが居住中の物件でも売却して空き家になる見込みがあれば登録可能とのことでした。
つまり、ほとんどの物件で登録が可能なわけです。
空き家バンクに登録できない物件は?
ほとんどの物件で登録ができるのですが、以下3点のいずれかで登録ができない場合があります。
- 中古マンション
- 売主様の承諾が得られない物件
- 不動産会社が動いてくれない
空家バンクの登録申請者は、売主様名義。
売主様としては補助金が受けられる物件として販売できるメリットがあるため、応じない方は今のところ会ったことがありません。
しかし、不動産会社が登録に動いてくれないとなると面倒くさがって登録を拒否する方もいらっしゃるかもしれません。
できる限り不動産会社に動いてもらえるように、交渉をしましょう。
この物件の購入を考えています。グリーン住宅ポイント制度を利用したいので、空家バンク登録をお願いできませんか?
ポイントの使い方
購入したマイホームへ引越しした後にポイント発行申請をするとポイントが付与されます。
発行されたポイントは、国の指定する商品への交換や追加工事に充てることができます。
ただし、【追加工事】を選ぶには、売主が宅建業者(不動産会社)である必要があります。
売主様が個人の仲介による売買では【商品交換】のみとなります。
交換商品はほぼ定価
売主が宅建業者(不動産会社)でちょうどやりたかった追加工事がある場合には、追加工事を選択する方がお得かもしれません。
例えば、このパナソニックのドラム式洗濯機。
中古住宅購入もらえるちょうど300,000ポイントで交換できます。
ですが、実際にネット通販を見てみるとかなり安く購入することができます。
楽天で購入すれば同じ商品が235,000円で買える。
なんと、65,000円の差。
(1ポイント1円換算)
次に、ダイソンのコードレス掃除機。
178,000ポイントで交換できます。
ですが、実際にネット通販で見てみると半額以下の73,700円で販売されていました。
おわりに
「グリーン住宅ポイント制度」いかがでしたでしょうか?
新築住宅やリフォームは先行して申請が行われておりましたが、中古住宅は2021年5月6日から申請受付がスタートしました。
まだ始まったばかりで、営業マンの中でも内容をよく理解していなかったり、制度自体知らないなんて人もいます。
税制優遇や補助金制度はたくさんありますが、その多くが自ら申請しなければ何も利益を享受できないものばかり。
「知識は財産になる」と自分自身に言い聞かせて日々知識をアップデートしていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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